

師走を迎え、日々寒さが増してきました。12月5日は納めの水天宮にあたります。
「水天宮」(すいてんぐう)は、福岡県久留米市の水天宮「久留米水天宮」を総本社として、
古来、農業、漁業、航海業者間に信仰が篤いのみならず、子供の守護神、安産の神として、
また、病難、水難除け、火災などの除災招福の神として信仰されてきたそうです。
毎月5日が縁日となっています。一年最後の縁日である
12月5日が「納めの水天宮」ということで、
多くの参拝客で賑わうそうです
師走(しわす)とは陰暦12月の異称であることはよく知られています。
ただし語源については12月なると、家々で師(僧)を迎えて読経などの仏事を行うため、
師が忙しく走り回るということから「師馳(しは)せ月」といったのを誤ったものだという
説をはじめいくつかあるといいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【お知らせ】
冬期閉園時間について
早めの日没の為、翌年1月中旬まで午後4時の閉園時間とさせていただきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
勝利の花束
週の明けた月曜の午後、前日にワンちゃんを亡くされた4人のご家族が葬儀に来園しました。
ご家族のお母様から「本堂の祭壇にお供え下さい」と、とても綺麗な花束をいただきました。
葬儀も終わりに近づき、お母様に花束をワンちゃんが入りましたお墓へ
移動しようか尋ねましたら、このまま祭壇に置いてあげてほしいと仰いました。
ご家族の娘さんはある競技のプロの選手で前日の大会で見事に優勝し、
表彰としてこの花束を頂いたのだそうです。
数年前、やはりワンちゃんを亡くされ当霊園で葬儀をした時も
大会と重なり、その時は2位でした。
時を経て、この有終の美を飾り、墓前で手を合わす皆さんの
姿はワンちゃん達に感謝の意を込めたんだと思いました。
お帰りの際、乗車してきた自動車の後部座席に置いていた
主催者の名前と優勝賞金が書かれたボードを取り出し、
高々と抱え上げて見せて下さいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
紙面版PDF
